2014年06月02日
休日のドライブ
今日はお休み。
休みが不定期なことに少~しずつ慣れてきたので、今日はいろいろ外出してみました。
まずはいわき市フラワーセンター。



平日なことも手伝って見事に人がいなかったので、木造で居心地のよい休憩所を貸し切り状態で満喫しました。展望台も兼ね添えているので景色も抜群の休憩所を楽しんだ後はバラ園へ。赤、白、黄色、薄紫、ピンク、様々な色のバラを一度に見られてすごく幸せでした。こんなにたくさんのバラを見たのは初めてかも!!
本物のローズの香りにも癒されました。
その次は、家から一番近い道の駅がある四ッ倉へ。
ここは津波で被害を受けた沿岸部。向かう途中の道路標識に『ここから津波浸水地域』なるものがあったのには驚きました。
今は普通に家も建っていて、震災前の町並みを知らないと、どこからどこが被災したところかなんて全く分からなくなっていました。
道の駅で小瓶の日本酒をお土産に買い、そのあとは災害公営住宅の建設地を見てきました。
そういえば、“災害公営住宅”ってご存知ですか??
福島では、“復興公営住宅”と合わせて、2種類の公営住宅が建ち始めています。
“災害公営住宅”は津波で被災した方向けにいわき市が建設する住宅。
“復興公営住宅”は原発避難の方向けに福島県が建設する住宅。
ざっくり言うとこんな感じです。
ですが、最近新聞でもごちゃまぜに書かれているので、もしかしたら今後はこのように明確に線引きしなくなるかもしれません。
この2種類の公営住宅が建つあたりが、被災3県の中でも福島の特殊なところだと思います。
普通は災害公営住宅も復興公営住宅も県営か市営かの違いだけですが、福島の場合は背景がことなるので。
まさに今工事真っ最中の災害公営住宅でしたが、マンションタイプの横に一律に並んで建てられている戸建てタイプの住宅は、なんだか少し不自然さを感じてしまいました。
東京で見る、並んで建っている建売住宅とは雰囲気が違いました。
なんでだろうと思ったら、おそらく、色・形が全く同じだったから。建設途中だからこれから多少変わったりするのかもしれませんが、、、同じ形のものがずらっと横一列に並んでいる風景は、少し独特な雰囲気がありました。
もちろん写真なんて撮れませんでした。
この3年間で、震災直後の避難、他府県への避難、親戚の家、仮設住宅や借り上げ住宅への入居など、多い方だと5回、6回と済む場所を変えざるを得なかった方もいるそうです。
1日も早く、一人でも多くの方が早く落ち着ける場所を得られたらと思います。
そのあと、夕方になりかけの沿岸部をドライブ。
ここも津波で被災し、直後は不通になっていた国道。
国道と海の間には新築の家もちらほら建っていましたが、ときおりまだ骨組みだけが残った建物もありました。
空き地に車を止め砂浜まで散歩しようとしたら、砂浜に降りる階段は1メートル四方の砂袋にふさがれていて、下まで行くことができませんでした。
危険な可能性があるのかな?

仕方がないので堤防の上をぶらぶら。
波の音と潮風があまりに気持ちいいので、思わず堤防に寝転んでしまいました。
上に広がるのは、薄く雲がかかった、でもとても綺麗な青空。水色や群青色、少し緑がかったところもあって、息をのむ美しさでした。
そんな穏やかな場所からは、3年前のことは想像もつきませんでした。

書きたいことはまだまだ山ほどあるんですが、今日はこの辺で。
休みが不定期なことに少~しずつ慣れてきたので、今日はいろいろ外出してみました。
まずはいわき市フラワーセンター。



平日なことも手伝って見事に人がいなかったので、木造で居心地のよい休憩所を貸し切り状態で満喫しました。展望台も兼ね添えているので景色も抜群の休憩所を楽しんだ後はバラ園へ。赤、白、黄色、薄紫、ピンク、様々な色のバラを一度に見られてすごく幸せでした。こんなにたくさんのバラを見たのは初めてかも!!
本物のローズの香りにも癒されました。
その次は、家から一番近い道の駅がある四ッ倉へ。
ここは津波で被害を受けた沿岸部。向かう途中の道路標識に『ここから津波浸水地域』なるものがあったのには驚きました。
今は普通に家も建っていて、震災前の町並みを知らないと、どこからどこが被災したところかなんて全く分からなくなっていました。
道の駅で小瓶の日本酒をお土産に買い、そのあとは災害公営住宅の建設地を見てきました。
そういえば、“災害公営住宅”ってご存知ですか??
福島では、“復興公営住宅”と合わせて、2種類の公営住宅が建ち始めています。
“災害公営住宅”は津波で被災した方向けにいわき市が建設する住宅。
“復興公営住宅”は原発避難の方向けに福島県が建設する住宅。
ざっくり言うとこんな感じです。
ですが、最近新聞でもごちゃまぜに書かれているので、もしかしたら今後はこのように明確に線引きしなくなるかもしれません。
この2種類の公営住宅が建つあたりが、被災3県の中でも福島の特殊なところだと思います。
普通は災害公営住宅も復興公営住宅も県営か市営かの違いだけですが、福島の場合は背景がことなるので。
まさに今工事真っ最中の災害公営住宅でしたが、マンションタイプの横に一律に並んで建てられている戸建てタイプの住宅は、なんだか少し不自然さを感じてしまいました。
東京で見る、並んで建っている建売住宅とは雰囲気が違いました。
なんでだろうと思ったら、おそらく、色・形が全く同じだったから。建設途中だからこれから多少変わったりするのかもしれませんが、、、同じ形のものがずらっと横一列に並んでいる風景は、少し独特な雰囲気がありました。
もちろん写真なんて撮れませんでした。
この3年間で、震災直後の避難、他府県への避難、親戚の家、仮設住宅や借り上げ住宅への入居など、多い方だと5回、6回と済む場所を変えざるを得なかった方もいるそうです。
1日も早く、一人でも多くの方が早く落ち着ける場所を得られたらと思います。
そのあと、夕方になりかけの沿岸部をドライブ。
ここも津波で被災し、直後は不通になっていた国道。
国道と海の間には新築の家もちらほら建っていましたが、ときおりまだ骨組みだけが残った建物もありました。
空き地に車を止め砂浜まで散歩しようとしたら、砂浜に降りる階段は1メートル四方の砂袋にふさがれていて、下まで行くことができませんでした。
危険な可能性があるのかな?

仕方がないので堤防の上をぶらぶら。
波の音と潮風があまりに気持ちいいので、思わず堤防に寝転んでしまいました。
上に広がるのは、薄く雲がかかった、でもとても綺麗な青空。水色や群青色、少し緑がかったところもあって、息をのむ美しさでした。
そんな穏やかな場所からは、3年前のことは想像もつきませんでした。

書きたいことはまだまだ山ほどあるんですが、今日はこの辺で。